ポスター

会長挨拶Greetings

会長写真

このたび、第17回日本術中画像情報学会を鹿児島の地で開催させていただくことになりました。本学会は、脳神経外科手術ならびに治療における画像情報の利用の促進と普及のために元札幌医科大学脳神経外科教授端和夫先生の発起にて2000年に設立され、着実な歩みを続けて参りました。

かつて脳外科の手術は、職人技の世界であり、全てのインフォメーションは筆頭術者の頭の中にインプットされ、手術ストラテジーも筆頭術者の頭の中で組み立てられていました。しかし、画像診断技術が発達し、また社会が脳外科手術により高い安全性と有効性を求めるようになった現在、手術においてあらかじめ把握し、インプットすべき情報はあまりに多く、また相互に複雑に連関しております。このため、術前画像情報を手術中にリアルタイムに活用し、共有することが強く求められるようになってきました。

この術中の画像情報の駆使によって、近年、脳外科手術の有効性と安全性は向上してきました。また、三次元画像情報は術前シミュレーションにも活用され、若い脳外科医のトレーニングにも利用されるようになってきており、脳神経外科手術手技の習得も、かつての「一子相伝奥義の伝承」から「科学と技術の継承」に変わりつつあります。

第17回日本術中画像情報学会では、このような術中画像情報学の現状を総括し、将来の発展の方向を見定めるという主旨で、テーマを「術中画像:実績と課題 -Achievements and Future Tasks-」としました。おかげ様で56題の演題の御応募をいただき、3つのシンポジウムを組むことが出来ました。また、教育講演、ランチョンセミナー、さらに医療機械メーカー等から最新の情報を御発表いただくワークインプログレスも予定しています。

会場は錦江湾に面し、桜島を真正面にみる鹿児島サンロイヤルホテルです。錦江湾と桜島を眺めながら、術中画像情報学を皆様と一緒に勉強したいと思います。皆様の御参加をお待ちしております。

第17回日本術中画像情報学会
会長 有田 和徳
(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科脳神経外科 教授)